ミスターサプリについて®
サプリメントの仕事を始めたのは1996年。
随分と経ちました。
1996年頃のサプリメント業界は信頼性の薄い業界であったように見えました。
そのような中、17年間勤務した金融機関を退職して興したベンチャー企業。
サプリメントは医療機関で使用するものと思いを決めスタートしました。
先ずは海外の製品の販売から開始しましたが、医師に使用してもらうためには原料や製造方法まで十分理解しておく必要がありました。
それで自ら原料を探し、調達し、大学の先生や実際患者さんを診ている医師に協力を得、製品を作ることにしました。
医療機関が使用するには、安全性と効果が要求されます。
特に安全性については重要です。
そして使用試験です。
動物実験ではなく、患者さんへの使用試験です。
医師が治療を必要とする患者さんに治療を中断してサプリメントのみを使用することは出来ません。
よって、1年以上の治療で改善の傾向が見られない患者さんに治療とともにサプリメントを使用してもらいました。
大学でも同じように患者さんに使用試験してもらいました。
もちろん安全性のデータを提示し、患者さんやご家族に了解していただいて行いました。
大学では教授会でも了解を得て試験してもらいました。
現在ではトクホもあり、このような試験を行うことは特別ではありませんが、当時はまだ珍しい時代でした。
ただトクホの使用試験との大きな違いは、私が行った使用試験の対象は、トクホのような効果ではなく、もっと患者さんにとって重要なことです。
薬事法等で表現が難しいですが、医薬品にない安全性と効果を求めたものです。
このようなことを10年以上も行い、『カラダに優しい医療』を推奨し、プライマリ・ケアの啓蒙をしています。
そうしていると、ある医師から『ミスターサプリ®』と呼ばれるようになりました。
私はこれからも、プライマリ・ケアに役立つようにサプリメントの情報を発信していきたいと思っています。
多くの方の協力を得て。